2016-01-01から1年間の記事一覧

ベスト10・ワースト10

169本 ベスト ①サーチン・フォー・マイ・フューチャー・・・オレはこの映画を観るために映像ディレクターを志したのかもしれない。高次のオレ映画に出逢うのは、至上の幸福でございました。 ②この世界の片隅に・・・戦争とオレ自身が地続きであると教えてくれた。そう、…

MERU/メルー (ジミー・チン、エリザベス・C・バサヒリィ) ★★★   【米・2015】

正直この映画が満足する出来であるには、命がいくつあっても足りないだろう。 画も流れも充分凄いけど、物足りないし現実が邪魔。 死んだ親友の嫁と結婚してるところで一番ビビったわ。 やっぱり、色々な意味で常人ではないのだな。

山の郵便配達 (フォ・ジェンチイ) ★★★   【中国・1999】

次男坊有能だわ〜。 ずっと見ていたい。全部美しい。カメラは性能悪い。

アズミ・ハルコは行方不明 (松居大悟) ★★★★   【日・2016】

「!」と「?」 これは巨匠、もしくはグザヴィエ・ドランの域にしか作れない達観映画ではないですか。 ウソの混ぜ方、抽象的にする部分配分、全部正解だと思う。 なんでいきなり!? 次もあるの!? もう死ぬの!?

オアシス スーパーソニック (マット・ホワイトクロス) ★★★   【英・2016】

言うほどオアシスを聴いてこなかったけど、この映画に初めて聞くようなストーリーはなかったなあ。 映像も貴重なモノもあったのだろうが、あまりプレミアを感じなかった。 サクセスストーリーなんかより、自堕落(っぽい)私生活が見たかった。 曲はこうやって聴くと…

HERO (鈴木雅之) ★★   【日・2015】

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薄いしショボいけど、それなりに楽しんだ。 明日には忘れてるだろうけど。

土竜の唄 香港狂騒曲 (三池崇史) ★★   【日・2016】

玄人が志無く娯楽作を作ったらこうなるという、典型的作業映画。 みんな映画に愛はないのか!? ホント不思議。

HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル 4. 死闘 (小松純也) ★★   【日・2016】

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ホームランバッターがいなければこうなる。 自分の土俵以外で戦えるモノノフがいない! プロのくせに、安易にウンコやチンチンに逃げすぎ。 審査を厳しくしたのもいただけない。そのラインはセーフにしないと、視聴者が笑う遊びがないわよ。 結論、全部制作が悪い。

HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル 3. 脱落者続出 (小松純也) ★★★   【日・2016】

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正直、メッチャ笑った。 でもそれは、『プロの業にヤラレタ』ってのとは違う。 もうちょっと高尚でもいいんじゃないか? ・・・内容じゃないぞ。 あまり先に期待の持てないメンバーだけが残ったな・・・ まぁリアルなんだろうけど、もっとリアルを統制してこそドキュメン…

ブルーに生まれついて (ロバート・バドロー) ★★★   【米・2015】

イーサン・ホーク好きだし、頑張ってたとも思うけど・・・ 音楽に説得力を感じなかったなあ。 オチは素晴らしかったけど、鳴ってる音楽でどっちに転んだのか理解らなかったので、勿体無いなあと。 いい音楽映画は、やっぱり絶対音楽がいいからね。

ドント・ブリーズ (フェデ・アルバレス) ★★   【米・2016】

敵も味方も中途半端、お話も中途半端。 せめて、もっと『ざまあ』したかった。 盲目のオッサンもそれ程の能力や怒気殺気を感じなかったし、恐怖も伝わってこなかったなあ。 金庫開ける音とか、天井這う音とか聴き逃しすぎだろー。 座頭市バリのナニかを期待していた…

手紙は憶えている (アトム・エゴヤン)  ★★★★   【カナダ=独・2015】

これは凄い。 劇中漲るサスペンスが、全てひっくり返る! 「逃げてー」から「喰われてー」に。 ピアノが深い。ヤラレタ。

HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル 2. 最初の脱落者は? (小松純也) ★★   【日・2016】

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なんで早くもグダグダなんだよ!? ルールどうなってんの? イエローカードってなに? 100万円の緊張感全然無いじゃん。 プロ感皆無。 こんなん素人が仲間内でやっても、同じくらいのレベルで笑えるわよ。

HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル 1. 勇敢な10人の参加者 (小松純也) ★★★   【日・2016】

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設定はメッチャ面白そう。 参加者もまぁ面白そう。 腐っても松本人志。期待しかない。 なかなかスタイリッシュだし。

ケンとカズ (小路紘史) ★★★★   【日・2016】

ツラが良すぎる。 そして、あの全然仲良くない感じ。それでもつるんで、パチンコ行くあの感じ。 距離感にとても説得力がありました。 ワンカットでいいから、藤堂組(?)の構成員もっと見たかった。 ヤクザというより、チンピラにしか見えなかった。 無表情の怖い奴がピ…

ソング・オブ・ラホール  ¥600

薄いけど熱い。 シタールの彼、パンフにも載ってないんだな・・・ ちょっと切ないやんけ。

ソング・オブ・ラホール (シャーミーン・オベイド=チノイ、アンディ・ショーケン) ★★★★   【パキスタン、米・2015】

音楽で会話してるのが視えた! 国も生まれも人種も違うのに! 音楽の力 本当だった!! ウィントン・マルサリスの存在感もいい。 あの、目立たない所にいる感じ。 タブラ3人組最高だったなあ。キャラ立ってて。 コンサート中のサムズアップで泣いてしまったよ。 リ…

さとにきたらええやん (重江良樹) ★★★   【日・2015】

西成のいかつさや異次元さが弱いなあ。 もうちょっとキャラを立ててあげないとダメなのでは? 結局、浅く狭いモノを観た印象。

ロング・トレイル! (ケン・クワピス) ★★   【米・2015】

ペラペラやんけ! 何も描けてない。 友情も! トレイルの苛酷さも! 画と音楽で誤魔化してるだけ。 尺もヘタクソで、最後とか展開読めちゃう。 設定もいちいち消化してないし。主人公が作家である意味とか、40年喧嘩してた重みとかさー。

この世界の片隅に (片渕須直) ★★★★   【日・2016】

原作は理解った気で流していた部分が、ものすごく理解できた。というか入ってきた。 幼少時代の非現実な出来事の数々は、すずの中の真実であり曲解された事実だったのだな。 白木リンがよく判らないことになっていたなあ。 あの最期がないのなら、全然いなくてもい…

ぼくのおじさん (山下敦弘) ★★★   【日・2016】

山田洋次みたい。 いい話じゃないのに、いい話っぽく作ってて寒いとことか。 結局、金で愛を買ったように見えるのは、脚本が悪いんだよなあ。 ハワイ行ってからのつまんなさは異常。 4作目くらいでやるノリじゃない?