2007-03-01から1ヶ月間の記事一覧

ハイ・フィデリティ (スティーブン・フリアーズ) ★★★★   【米・2000】

DVD

情けない! ダサい!! リアル!!! 田西なんて目じゃないッスよ。心当たりがあり過ぎて悶死しそうになった。 ジャック・ブラックは、世界で一番歌の上手いデブだよな。ちなみに二番目はグッチ裕三。

木更津キャッツアイ ワールドシリーズ (金子文紀) ★★   【日・2006】

ヒーローは忘れた頃にやって来る。 こんな「ただの」ドタバタコメディーだったっけ? もっともっとニヒルだった様な。「お笑い」のレベルも高かった気が。 昔はもっとワザとらしい事をサラリとやっていた気が。 笑かしも泣かしも兎に角強引。 こなれるって怖いな。

時をかける少女 (細田守) ★★★★★   【日・2006】

同ポジは、実写よりもアニメの方が映えるんですね。

ロスト・イン・トランスレーション (ソフィア・コッポラ) ★★★★   【米・2003】

DVD

良い無駄がいっぱい。 京都なんて、制作が行きたかっただけ違うんか。 女性は考える所が頭と違うと言いますが、非常に子宮臭のする作品です。 エンディングははっぴいえんどではなく、井上羊水にして欲しかったくらい。 「Matthew's Best Hit TV」が、Matthew南がその…

蜘蛛巣城 (黒澤明) ★★   【日・1957】

DVD

当時は極上のエンターテインメントだったのだろうが、現在黒澤明の映画を観る意義ってなんだろう? オレにはわかりませんでした。 映画とは、過去を飲み込んでチョット先を見せるモノ。 賞味期限が切れています。 懐古的に観ようとも、なに言ってるのかサッパリ聞…

アカルイミライ (黒沢清) ★★★   【日・2002】

DVD

駄作王黒沢清の凄いところは、凡作が存在しないところ。 毒の量が多すぎます。 風刺の量が多すぎます。

スクール・オブ・ロック (リチャード・リンクレイター) ★★★   【米・2003】

DVD

ロックのエッセンスは「おバカ」しか使っていませんが、なかなかの効用・効果が期待できます。

テキサス・チェーンソー・ビギニング (ジョナサン・リーベスマン) ★★   【米・2006】

DVD

ビギニングの分際で粗いなー。 精肉所に死体置きっ放し、実況見分中の警察官轢き殺しっ放しで、"1969年から1973年の間に33人を殺し…"とかナレーション入っても『そんなバカな』としか思えない。

自殺サークル (園子温) ★★★   【日・2001】

DVD

卑怯すぎる。 ネタを思いついたら、それを発表する為にはオチを考えるのがプロの仕事であるべき。 血の量で誤魔化そうとする、視覚的な演出にも嫌悪感。 DESSRETショボすぎ。びわ湖放送でもあんな映像流さない。

太陽 (アレクサンドル・ソクーロフ) ★★★   【露、伊、仏、スイス・2005】

DVD

大日本帝国が造ったインブリード・モンスター「ヒロヒト」。 ジャパニーズなミーはヒロヒトの聡明さ素直さに、普通に嬉しいモノがありました。 ただ米兵がバカ過ぎる。さすがロシア産。

ナチョ・リブレ 覆面の神様 (ジャレッド・ヘス) ★★★   【米・2006】

DVD

話も笑いもヒネリが無い。 なんの苦労も無しに強くなるのは、ワンピースからのインスパイヤ?

紀子の食卓 (園子温) ★★★★   【日・2005】

DVD

溜め込むばっかりで、吐き出す事の無い世界。そして映画。

ピエロの赤い鼻 (ジャン・ベッケル) ★★★   【仏・2003】

DVD

名も無き兵士の物語。 ピンからキリの、勇気の物語。

トゥモロー・ワールド (アルフォンソ・キュアロン) ★★★   【米、英・2006】

DVD

もうね、ペラペラっすわ。 藤子・F・不二雄先生や手塚治虫先生を知ってしまってるからねぇ。 SF偏差値は無駄に高いのです、ボク。 こんな浅く狭く粗いお話では満足できません。 だいたい、逃げる必要すらないじゃんよ。 あと、長回しは意地でも褒めません。

オープン・ウォーター (クリス・ケンティス) ★★   【米・2004】

DVD

「世界まる見え!テレビ特捜部」なら、12分で観れる題材。 絶望も恐怖も全く伝わってこなかった。 嵐前、雨風が若干強くなってきたと思ったら、次のシーンでは過ぎ去った後みたいな。 マジでそんな感じ。 なにが見せたかったの? 夜なんて筆舌に尽くしがたい恐怖だと思…

カル (チャン・ユニョン) ★★★★   【韓・1999】

DVD

エスパー魔美、藤子不二雄Aバージョン。 カルい気持ちで観てはいけません。 銃が至るところで作品を殺していた気が。

狼少女 (深川栄洋) ★★   【日・2005】

DVD

男子と女子の温度差がリアル。 小学生のライク・ア・コールタールな、ドロドロの心模様。 逆説的にセックスの重要性を知りました。 やっぱりオトコとオンナは行き着くところがないとな。

フラガール (李相日) ★★★   【日・2006】

DVD

日本ドラマの王道パターン。 最後のダンシングに、もっていかれるモノがあんまり無かった。 新春かくし芸大会観てるような。 感動ではなく感心。 作品ではなく個人を観てた。 待っているのは、ただの大団円。 蒼井優のふて腐れたツラと、松雪さんのマジ滑りがツボです。

ソウ3 (ダーレン・リン・バウズマン) ★★   【米・2006】

DVD

いきなり「前作観てへん奴は観んな!」なスターティング。 そいつが誰か分かったのは、もう一回出てきてからでした。 みんなSAWの事ばかり考えて生きてる訳ではない。 ゲームはルールがあるから面白いのね。 実はコレって教則ビデオ、道徳ビデオの類なのかしら? 処…

ホステル (イーライ・ロス) ★★★   【米・2005】

DVD

三池崇史演技上手いな、オイ。

待合室 Notebook of life (板倉真琴) ★★   【日・2006】

ノートの返事に華が無いというか… ここにセンス投入すると、世界観壊れちゃうのかしら? もうちょっとなんとかなりそうな気はするのだが。 現在より30年前の方が、顔がオバハン臭いのは致命的よのう。 カカシを全否定するかの様な、東北地方の慣わし。本当なのでし…

紙屋悦子の青春 (黒木和雄) ★★★★   【日・2006】

当時ならば非国民全開な、ナウい本上まなみが大好きです。 お見合いシーンは映画史に残る。明石少尉のツッコミが一つ足りないけど。 最高の遺作。寿命が200年延びました。

処刑人 (トロイ・ダフィー) ★★★   【米、カナダ・1999】

DVD

「バカ姉弟」をマッチョにしてアメコミにした感じ。 キレる刑事がだんだん馬鹿になっていく不思議。 後半30分、作品が音を立てて壊れていった。 仄かにプラトーンを匂わすスロー、大好きです。

カミュなんて知らない (柳町光男) ★★   【日・2005】

DVD

980円の会席料理のよう。 何もかもが物足りなくて、何もかもがウマくない。 30分後にはなに食べたのかも覚えてないよ。

ブロークンフラワーズ (ジム・ジャームッシュ) ★★★   【米・2005】

DVD

あざとくわざとらしくカクカクのビル・マーレイ。 あざとくわざとらしく滑らかなジム・ジャームッシュ。 サクサク喰えるが、決して消化はよくありません。

クラッシュ (ポール・ハギス) ★★★   【米・2004】

DVD

世間は狭いな、冷たいな。 それでいて、たまに温かいから困る。

トンマッコルへようこそ (パク・クァンヒョン) ★★★★   【韓・2005】

DVD

完璧超人、スタン反戦。 「あなたを忘れない」如きで、「やれ反日だ!」「それ友好だ!」とか止めて下さい。 流石に恥ずかしいです。 「鬼が来た!」よりも残酷で、「ククーシュカ」よりも滑稽。 心をザラザラのやすりで、擦り抉られ洗われました。

ミュージック・クバーナ (ヘルマン・クラル) ★★★   【独・2004】

ピオ・レイバが「人志松本のすべらない話」の松本人志ングなポジショニング。 一番じゃないけど、兎にも角にも最高なんです。 コンサートの司会を石田靖がやってんのはウケた。「悪魔の毒々モンスター 東京へ行く」のラスボスが、力也安岡だった時以来の衝撃でした。

RENT/レント (クリス・コロンバス) ★★★★   【米・2005】

極上のエンターテインメントだった。しかし、良くも悪くもそれだけだった。 終わる20分前には号泣してたのに、エンドロール時分には何も残ってないんだもの。 「名を捨てて実を取る」っての、アメリカ人苦手だよなー。 勝つのが正義な、ジャイアニズム。バカにしか見え…