2016-01-01から1年間の記事一覧

モラトリアム・カットアップ (柴野太朗) ★★★   【日・2015】

なかなか小賢しくて驚いた。 見たい画もあった。 稚拙が武器になっている。最初で最後やど。

ひとまずすすめ (柴田啓佑) ★★   【日・2014】

これは全然ピンとこなかった。 映画にするまでもない話というか。 映画である意義も見つけられなかった。

あの娘、早くババアになればいいのに (頃安祐良) ★★★   【日・2013】

英語を喋るゴダールで微笑してしまった。 いっそのこと、関西弁喋ってたら爆笑したのに。

虚しいだけ (今橋貴) ★★★   【日・2013】

非常にキャラクターがイカれていて見心地は良かったのだが、逆に終盤のたたみかけが邪魔に感じた。 もう、こんな無理矢理なお話を推進力にしない方が、より遠くに飛んでいったのではないか。 こじんまり収束していった印象。勿体無く感じた。 あと、笑わせるのが苦手…

チョッキン堪忍袋 (天野千尋) ★★   【日・2011】

ううむ、人に血が通ってる気がしないなあ。 寿司をもったいなく使う演出は良かった。 妹女優は不思議な魅力。

ダゲレオタイプの女 (黒沢清) ★★★   【仏、ベルギー、日・2016】

もう階段が映った瞬間に『ああ、悲劇が起こるな』と。 温室が映った瞬間に『ああ、想定外のナニかが起こるな』と。 映画が浅いわけではなく、瞬間的に不穏がカラダに入ってくる。 動線も不自然極まりないが、当然と受け入れられる。 辿り着く先も信用している。 映画…

溺れるナイフ (山戸結希) ★★   【日・2016】

この人、少女は撮れても恋愛は撮れない・・・? 恋愛経験ないのかしら? もうずっとキャラクターがペラペラで、観ているのが辛かった。 反応がいちいちおかしいし。 見せ場も、やりたいことは理解るけど伝わってこない系。 揺さぶられるのはコッチじゃなくちゃ。 小松…

ジャック・リーチャー NEVER GO BACK (エドワード・ズウィック) ★★   【米・2016】

男はバカばっか、女はブスばっか。 終始眠たくなるアクション。 お話はホントどうでもよかった。 敵も全然脅威を感じさせないんだもんなあ。 だからといって"トム様のそばにいるから安心"ってのもない。 ただ、話がつまんなすぎの想定内すぎて、『死なんだろー』『助…

湯を沸かすほどの熱い愛 (中野量太) ★★★★   【日・2016】

好きか嫌いかでいえば好きだし、良いか悪いかでいえば絶対イイんだけど、傑作になり損ねすぎてて感想は文句ばっかりになってしまう。 そういう類の観後感。 例えば、『最初の手話のシークエンス絶対いらないだろー』とか『勝負下着ダセえなー』といった小さいし私…

デスノート Light up the NEW world (佐藤信介) ★★★   【日・2016】

これはもうちょっと上手くやれたのでは・・・ 最後の展開のたたみかけは、お話的にとてもアツかった。 けど、見せ方がマズいのかなあ? ちっとも驚けなかったし、ハラハラもドキドキもなかった。 続き作る気マンマンっぽい終わり方したけど、次へのワクワクもない。 人…

永い言い訳 (西川美和) ★★★   【日・2016】

この人の映画観て感じることって、もうホント毎回同じ。 不満ポイントも同じ。 成長しない人なんだろうな。 佳作は量産できても、傑作はモノにできないタイプ。 子役は是枝映画の顔してた。

何者 (三浦大輔) ★★   【日・2016】

頭痛が痛い的に、白々しすぎて白けてしまった。 練れてる? 挙動言動に全然必然性を感じなかった。みんな演技をしているようにしか見えない。あるように、いるように見えない。 原因と結果がリンクしていないというか。 これ、感情移入して見られる人いるのかしら? …

オーバー・フェンス (山下敦弘) ★★★   【日・2016】

このキチガイ、オレ経験として持っている! 息するの忘れるくらい怖かった。 撮影が近藤龍人で驚いた。 どうしてこんなに、パンチがないの? 箱館である必要性も捉えられていない。

SCOOP! (大根仁) ★★★   【日・2016】

連続殺人犯の顔写真撮るとこ、流石にマンガだろ・・・ チープすぎる。 もう、二階堂ふみでエロいシーン撮るの止めようよ。 コイツやる気ないんだからさー。 画が不自然。映画が死ぬぜよ。

お父さんと伊藤さん (タナダユキ) ★★★   【日・2016】

ヤベえ、意味理解らなかった・・・ 演出が弱いよー。 箱の中身とか、タメが効いてないんだなー。 あそこの藤竜也コントみたいだったし。 上野ジュリー久しぶりだったけど、もう34歳の役やる年なんだな。 まだまだこれから感あるくらい、美しかったけど。

ハイ・ライズ (ベン・ウィートリー) ★★   【英・2015】

ううむ。階層の違いや階級の違い、もっとビジュアルで演出できないか? 映画やど。 写真のような画作りに夢中で、画竜点睛を欠くといいますか。 色々芯がなかった。 つーか、オンナ全然区別つかねーよ。 あと、もうちょっとエロくていい。

グッバイ、サマー (ミシェル・ゴンドリー) ★★★   【仏・2015】

ミシェゴン案件ということで、観る前からガース・ジェニングス「リトル・ランボーズ」と比べてしまった。 アッチはオレにとって、特別な1本だからなあ・・・ ヨーロッパ人にとっては、アジア人ってみんな同じなのな。 オドレイ・トトゥ老けたな。

淵に立つ (深田晃司)  ★★★★   【日=仏・2016】

神様が消えた! 浅野忠信の一番正しい使い方。 ただただヤバいんだもんなあ。

少女 (三島有紀子) ☆   【日・2016】

どうして耽美な世界を描かないといけないのに、画に執着も頓着もないの!? 写ってるモノも作ってるモノも全部つまんない。少女も全然美しくない。 お話しも、信じられないレベルのくだらなさ。 リアリティのカケラもないというか、制作者の意志も意図も感じられな…