2008-07-01から1ヶ月間の記事一覧

人のセックスを笑うな (井口奈己) ★★   【日・2007】

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ほとんど水のカルピス映画。140分てオイ。 俳優に委ねるのは最低「1」であって、「0」はダメでしょ。こんなのプロの仕事じゃない。 だいたい主人公の名前が「みるめ」ってとこから、バカ女臭がキツくてのう… 永作が39歳である意味すら、見だせませんでした。

母べえ (山田洋次) ★★★   【日・2007】

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母べえ、なんで最期にそんなコト言うの!? 最後の父べえ(独唱)のせいで、結局ただの反戦映画にしか見えなくなっちった。 「いったい誰だ。君の身体をそれ程までに痛めつけるのは?」って… 強いて言えばオマエじゃね?

Rain レイン (ヴィム・ヴェンダース) ★   【米・2003】

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ソウルの無い、雰囲気映画。 地獄じゃ。

バッファロー'66 (ヴィンセント・ギャロ) ★★★   【米・1998】

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雰囲気映画に一番大切なモノは、センスではないのだよ。 愛か志。両刀使い。

戦場のピアニスト (ロマン・ポランスキー) ★★★   【ポーランド、仏・2002】

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不運は不幸だが、幸運は幸福ではない。 不幸の王様ロマン・ポランスキーの、ある境地。

やじきた道中 てれすこ (平山秀幸) ★★   【日・2007】

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花が無い。 実も無い。

レイクサイド マーダーケース (青山真治) ★★   【日・2004】

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伏線の使い方に、映画への愛の無さをひしひしと感じます。

運命を分けたザイル (ケヴィン・マクドナルド) ★★★   【英・2003】

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この「世界まる見え!」スタイルが、この映画の最高のカタチなのかしら? ハラハラもワクワクもねぇよ。 撮影クルーの苦労を想うばかり。

ハプニング (M・ナイト・シャマラン) ★★★★   【米・2008】

シャマランが初めて期待に応えてくれました。長かった…(遠い目) 黒沢清とスピルバーグは絶対に嫉妬するはず。 情が湧いた頃合を計って殺す意地悪さ。

幻影師アイゼンハイム (ニール・バーガー) ★★★   【米・2006】

動機はイマイチ見えないが、けじめのつけ方は「プレステージ」より優秀。

レザボア・ドッグス (クエンティン・タランティーノ) ★★★   【米・1991】

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粗い。 最後のMr.オレンジの告白なんて、脚本が言わせた様にしか見えないもの。 タランティーノの欲望への忠実さが笑ける。「出たい! 書きたい! 作りたい!」 うむ、誠実。

スターシップ・トゥルーパーズ (ポール・ヴァーホーヴェン) ★★★★   【米・1997】

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知性をお馬鹿でコーティング。 容赦ねーなー、ヴァーホーヴェン。 全てのカットに意味とソウルを感じます。 誰もマネしないしできないだろうが、これぞ映画なのでしょう。

奇跡の海 (ラース・フォン・トリアー) ★★★   【デンマーク・1996】

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ビョークといいエミリー・ワトソンといい、トリアーは出逢いの天才ですね。 世界で一番つまらない奇跡を見ました。

マイノリティ・リポート (スティーヴン・スピルバーグ) ★★★   【米・2002】

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文章として成立してない。 「アッチを立ててたらコッチが矛盾」だらけの世界。 どんでん返しも、全然どんでん返ってないよ。 スピルバーグの俗過ぎる未来像もウンザリです。

鰐 ワニ (キム・ギドク) ★★   【韓・1996】

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自動販売機を棺桶代わりにするとこだけ良かった。いかにもギドクで。 最後の画が撮りたかっただけっぽいけど、その割に全然美しくないわね。 まず、画面暗すぎてよくわからん。音楽がゴミ、効果音がクソ。

パッチ・アダムス トゥルー・ストーリー (トム・シャドヤック) ★   【米・1998】

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ロビン・ウイリアムズの素に頼り過ぎというか、全然面白い事言わんじゃないですか。困ったらシモに走りやがって。 正論吐いてるのは、院長の方にしか見えません。 成績が良ければ無礼はもちろん、無免許開業も許されるの? 経営不振のため、備品は窃盗品だしよー。 っ…

ナイト・オン・ザ・プラネット (ジム・ジャームッシュ) ★★★★   【米、日・1991】

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逃げない・媚びない・美化しない。 だからこそウィノナ・ライダーは地球で一番美しく、東ドイツ移民は地球で一番幸せに、盲人は地球で一番強く見えるのだ。 そしてロベルト・ベニーニはこの惑星で一番ウザい。

カラーパープル (スティーヴン・スピルバーグ) ★★★   【米・1985】

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スピルバーグ版「オール・アバウト・マイ・マザー」。 ラース・フォン・トリアー以上のドS。それでいて超エンターテイナー。 マー坊の言葉を借りると、まさに聖人だけが持てる矛盾!!

怪談 (中田秀夫) ★★   【日・2007】

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因縁と怨念。 因縁全く活かせず。怨念全く描けず。 六平の娘が黒木瞳と木村多江、これが一番のホラーでした。 そんな事より何よりも、主題歌浜崎あゆみて。最上の選択なのかね。