映画

それだけが、僕の世界 (チェ・ソンヒョン) ★★★   【韓・2018】

韓国映画の母親像は、マジで泣けるの多いよなー。 より本能寄りというか、モラルを蔑ろにする感じ。動物の親子を見ている感覚。 子供に隠して、隣のオバサンに真相言ってるってなんやねん? 不治の病でそれは成立しないでしょ。 登場人物みんな、未来のヴィジョンが…

メアリーの総て (ハイファ・アル=マンスール) ★★   【英=ルクセンブルク=米・2017】

ずっと、とても退屈だった。 ただ、キャラクターにイベント投げ続けて、リアクション撮り続けてるだけの映画。 全く裏切ってくれないんだもんなー。拍子抜けしたわ。

マイ・サンシャイン (デニズ・ガムゼ・エルギュヴェン) ★★★   【仏=ベルギー・2017】

変なシーンが多いなあ。 ハル・ベリーの夢とか。必要か? ダニエル・クレイグは良かったけど、あのキャラクターはご都合主義でしかないと感じた。 もうちょっと説明してくれよ。あいつは何者で、なんでああなってんだ?

心魔師 (今野恭成) ★★★   【中国=日・2018】

もう、秒でこの映画の構造が読めた。そして当然の様に、そのヨミは当たった。 演出が素直で、隠し事をする技量がまだない。 猟奇も狂気もイマイチだし。 こんな田舎で連続殺人事件が起こっているのに、警察暇そうだなあ。 柳憂怜でめっちゃ笑った。 たけし軍団一のホニ…

斬、 (塚本晋也) ★★★   【日・2018】

刀の重さが伝わってきました。 あんなヌルい画になるくらいなら、蒼井優なんて使わなきゃいいのに。

アンダー・ザ・シルバーレイク (デヴィッド・ロバート・ミッチェル) ★★★   【米・2018】

ずっと色々裏切られ続けた。 点は面白いし、線も見えるんだけど、どうしてあんなに退屈を感じたのだろうか。 とんでもないウンコが映る。

来る (中島哲也) ★★★   【日・2018】

不気味なのは最初だけ。 『この雰囲気が続けば最高だな』と思っていたが、あっという間にナニカに侵食されてしまった。 前半ダルンダルン。 観終わっても、結局何であれが必要だったのか、サッパリ理解んない。 松たか子のお祓いも、見応えがある様でない。 権力使っ…

ヘレディタリー/継承 (アリ・アスター) ★★★★   【米・2018】

最初のカット凄いな! もうこれだけで、『ああ この人達、もうどう足掻いても無駄なんだな・・・』と察せれた。 で、観終わっての結論は、全カット凄かった。

THE COLLECTORS さらば青春の新宿 JAM (川口潤)  ★★★   【日・2018】

監督もコレクターズも、全くJAMを立てない。 素直じゃないねえ。 インタビュー答えてる人 少なくない? フッテージも当然少ない。 まぁ、コレクターズの映画ってだけで泣けるけど。もう一歩踏み込んでほしかった。

A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストーリー (デヴィッド・ロウリー) ★★   【米・2017】

スパイク・ジョーンズに憧れて、リチャード・マグワイアの「HERE ヒア」を映画化しました。みたいな。 まず手塚治虫を読んでほしい。 凄い尺の使い方。ハケネかと思った。

イット・カムズ・アット・ナイト (トレイ・エドワード・シュルツ) ★★★   【米・2017】

犬とか子供とか、もうハナから火種にしか見えないんですけど・・・ とどのつまり、ヘタクソだと察してしまって、映画に寄りかかれなかった。 不可解や疑問に対して、別に知りたいと思えなかったので、スクリーンに映っていたモノだけを、ただ見て ただ受け入れた。 たぶ…

注射針をブルーシートで (小宮山みゆき) ★★   【日・2018】

タイトルまでは良かった。 結局雰囲気だけで終わってしまった印象。 もうこれ言うの2億回目くらいだけど、こういう映画を撮るの20年早い。 全部画で理解らせるようになってからボカシはじめなさい。

想像だけで素晴らしいんだ GO TO THE FUTURE (アベラヒデノブ) ★★★★   【日・2018】

色々稚拙で、全然伝わってこない部分やゲンナリする部分も多かったのだが、PANが4人 奥からこちらに歩いてくるカットを見て、全てを許すと決めた。 バンドマンは、いいカオが多いですね。 女優のカオも、大体素晴らしい。 最後の編集も、魔法みたいだった。

ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ (ステファノ・ソッリマ) ★★★   【米・2018】

百万歩譲って生きているのはいいとしてもさー、デル・トロが粛清現場の第一発見者になるってのは無理がありすぎるでしょー。 (勝手にだけど)リアリティーに打ちのめされ続けていたので、えらい冷めてしまいました。 もうマンガ展開でいいので、3は殺し屋1のリメイ…

母さんがどんなに僕を嫌いでも (御法川修) ★★★   【日・2018】

これは、何が言いたいのか理解りませんねえ・・・ 虐待のレベルも、ムラが多くて判別つかない。冷蔵庫の中充実してたし。 小学生を施設に預けて、一年間全く会わないとかあり得ないだろ。 親父も姉も、使いこなせないなら出すなよな。 大賀は素晴らしかったです。

search/サーチ (アニーシュ・チャガンティ) ★★★★   【米・2018】

全く中弛みを感じることなく、ずっと楽しめた。 構成も演出も見事だと思う。 尺の問題とか見づらさに繋がるんだろうけど、PCの使い方があまりに機械的で(マウスの動き・ソフトの取捨選択)AIがPC使ってるみたいだった。 でも感情はキチンと描いているので、本当に凄…

ボヘミアン・ラプソディ (ブライアン・シンガー) ★★★★   【米・2018】

そんなにQUEEN聴いてきたわけじゃないけど(普通の人よりは聴いてる)、あんまり新発見はなかった。 情報という点では、レココレかWikipediaをQUEEN聴きながら眺めるのとあまり大差ないかなあと。 メンバーの個性殺しすぎ。 ジョン・ディーコンは良かったけれども。 …

ビブリア古書堂の事件手帖 (三島有紀子) ★   【日・2018】

どういう心情でこんな動線になるわけ? この監督の映画は、もう一生観ない。こいつは変わらないタイプだわ。 時間の無駄。

メイキング・オブ・クレイジーロード (谷口恒平) ★★★   【日・2018】

何を見せたいのか、どう見せたいのか、よく理解りません。 「恋のクレイジーロード」のイイワケのための映画なのでしょうか?

恋のクレイジーロード (白石晃士) ★★★   【日・2018】

この尺で、多重人格モノを作れるという考えは甘え。 俳優も怪演は理解るが、それが魅力まで昇華されていない。 誰も得していないと思う。

超エドガーケイシー (白石晃士) ★★   【日・2018】

どうした白石晃士? もう満足してしまったのか? 現在が完成形、なりたかった未来なのか? こんな気の抜けた小品作ってていいのか? 立場的にも作品的にも商業的にも、絶対の絶対にもう一捻り必要。

劇場版 シネマ狂想曲 名古屋映画館革命 (樋口智彦) ★★   【日・2017】

映画祭でのコメンタリー上映ということで、運営も話し手も素人だったので(音のバランスとか、コメンタリーの必要性とか)、映画の内容もコメンタリーも全く頭に入ってこなかった。 最悪の出逢い方だった。 それにしてもシネマスコーレの坪井さん、オレは大嫌いだな…

わたしたちの家 (清原惟) ★   【日・2017】

東京藝大は本当に駄目だねえ・・・ 秘境では卑怯しかレクチャーされてないのかしら? 風味しか無いど。 俳優も、みんなブサイク。 監督の責任だぞ。

カランコエの花 (中川駿) ★★★★   【日・2016】

LGBTの問題提起なんて、この世の中に不要だろ? 現状は、目に余る一部のLGBT当事者が生み出した惨状。 ただの恋愛ドラマだった。他人に理解されようなんて、おこがましいんだよ。 善意と悪意と無関心のごった煮が社会なんだと、オレはもうずいぶん昔に悟ったど。

若おかみは小学生! (高坂希太郎) ★★★   【日・2018】

ううむ、この展開はノレないや。 何というわざとらしさ。あざとさ。 いくら他の部分が丁寧でも、話の持って行き方がここまで雑だとねえ・・・ 時間の流れもおかしいしな。

君が君で君だ (松居大悟) ★★★★☆   【日・2018】

若さ故だろうか。松居大悟監督のこと、ずっと見くびり続けているし、ずっとド肝抜かされ続けている。 ここ最近、唯一無比感と傑作感 比類なし。 目に見えないモノが、キチンと目に見えないまま存在している。 オレは、頭から尻尾まで全て理解できた気でいます。真逆の…

ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男 (ヤヌス・メッツ) ★★★★   【スウェーデン=デンマーク=フィンランド・2017】

そっちが勝つことが至極当然に見えるようにもっていく構成、負ける方を応援してしまうようにもっていく演出。 巧者だわー。 相互理解と相互敬意。 どちらも奥ゆかしくて良かった。

音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!! (三木聡) ☆   【日・2009】

三木聡、ゼロ年代に死んだ方がよかった説。 古いしダサいし、脈絡の無さが武器にできなくなっている。 クリエイティブをサボってきたツケだと思う。 最後の吉岡里帆のコンサート、カラオケでやってんの? こんな画が許されると思っているのなら、もう廃業すべき。 て…

死霊館のシスター (コリン・ハーディ) ★★★   【米・2018】

画は良かった。 ロケーションもとても良い。 神父役立たず過ぎやんけ! 明らかに超常現象が起こってるのに、よく逃げずに立ち向かいました。 結局、バチカンの意図ってなんだったのかしら?

日日是好日 (大森立嗣) ★★★   【日・2018】

茶道に関しては丁寧で良かったけど、ちっとも20年感が無かった。 時代は変わらないし、ヒトは老けない。 多部未華子が割と早い段階でフェードアウトして驚いたが、もっと酷いのは黒木華の弟。 ここまで不自然に出てこないなら、最初からいなくていいだろ。 黒木華も、…