展開下手だなあ｡ 演出上手だなあ｡

『おっ！』となる画が数カットあった｡ 3地味に待ってます｡

前半は涙目､後半は死んだ魚の目で鑑賞｡ 飛び込みで歌って､伴奏が流れだしたところで決定的に冷めた｡

劇中で聴いた時は感動したけど… アテられたのは曲の力ではなく､演出力だったか｡

本当にBDB好きでやってんだな〜と､波以上に愛が伝わってくる｡ 全てベストアレンジにしてベストアクト｡ 手間暇知恵かけて作ってると思います｡素晴らしい｡

ちょっとどうかと思うくらい熱量がない｡ 恋だの愛だのワチャワチャやってるくせに､SEXどころかキスすらしねえ！ もう､隣にヒトがいることの有り難みすら､わからなくなっているワカモノバカモノ物語｡ 映画が終わって悲しかった｡ もっともっと観ていたかった｡

『どうせ脱がないんだろ？』と思っていたけど、『やっぱり脱がないのかよ！』となった｡ なにブラジャー着けたまま､延々と騎乗位してんだよ！ 不自然だろうがよ！ 外せよ！ 映るのがイヤなら出るなよ！ もしくはブラジャー外しても､パイオツが映らないように…

神格化されたわけではなく､元々神だったのだ｡

伝説とは､蓋を開ければ退屈なモノなのさ｡ みんな記憶力凄すぎだろ！ 私怨に命がけで付き合ってくれるとか…

最後鳥肌が立った｡ もちろん悪い意味だぞっ！ みんな記号に見えたなあ｡ 色々起こる出来事も､イベントが始まったようにしか見えなかった｡ 自然を美しく撮るのは気持ちいいだろうが､もしかして自分の撮りたいモノしか撮ってないとか？ お粗末な画も多かったし､…

車に轢かれるシーンが非常に良かった｡

｢レッド・ドラゴン｣対決をさせると決して劣っていない作品だが､ ｢羊たちの沈黙｣という助走がある分､アチラの勝利｡ 狂気は控えめ｡ 映画が終われば世界が終わると知っているかのような､終盤悪役の無策無謀野蛮ぶり｡嫌いだな｡

女性性特有のイヤ〜な台詞､ムチャ〜な流れ｡ 吐きそうになるほどのつまらなさ｡ 悪い意味で､男性には作れない映画だと思った｡

ジャパニーズマンガに育てられたからでしょうか､突出や極端がいないドラマは退屈に感じるのです｡

結局ありきたりなお話なんだけど､通ったことのない道すじを乗ったことのない乗り物で行く趣きであった｡

後付ルールがずるい｡

労力以上のモノになっていない感｡ 発想も貧困だなあ｡

ノイズが鬱陶しすぎる｡ いつまで画面を見辛くすることを､演出だと認識している気だい！？

『おっ！？』と思わされはしたものの… 根本的におかしな部分が､目に余りすぎる｡ 何故父は母を悪者にする嘘をついたの？ ここを納得させてくれないと､この作品は絶対好きになれない｡許せない｡

だんだんと良くなっていく漫画家だなあ｡ 凄みを感じさせないのが､更に凄いところ｡ 脱力の才あり｡

実は知っていたのに知らないフリをしていたのだが､ ｢ムーンライズ・キングダム｣で疑心が確信に変わっていたのだが､ オレっちウェス・アンダーソン嫌いだわ！ もう､『どうでもいい』の極み｡ 教訓のない童話のような｡ 正解のない数学のような｡ センスだけはあ…