天使の分け前 (ケン・ローチ) ★★   【英=仏=ベルギー=伊・2012】

一見薬に見えるという、タチの悪い毒映画でした。


過去自分が起こしたの暴行事件を、『我が子が被害者だったら…』と考えることで反省し涙する父親。
つーか、我が子が詐欺に遭うのはいいのかよ。


過去の因縁を断ち切るために、肉体的か精神的な苦痛を受け入れるというイニシエーションは絶対必要だろー。
逃げて終わりって、なんだそりゃ!?