2014-11-01から1ヶ月間の記事一覧

神さまの言うとおり (三池崇史) ★★★   【日・2014】

出オチとまでは言わないが、この映画のクリエイティビティの8割は"だるまさんが殺した"シークエンスに費やされている。 あと飽きたか疲れたか判らないけど、極端に画がつまんなくなっていった。 ルールも雑。 人間はいいとしても、神様サイドも嘘ばかりつくので、芯…

仕事。 (川村元気)

楽しく読んだが、全員雲の上の人過ぎて実用性がない。 言語化の妙。

ニンフォマニアック Vol.2 (ラース・フォン・トリアー) ★★★★   【デンマーク=独=仏=英・2013】

自分史の趣きが強い作品ではあったが、「紙の月」みたいなただの焼き増しではなかった。 "使用"と"利用"の違い。 色々覚悟が見えました。 らしくないとことか、非常に胸を打たれた。 ポスターでは一番はりきっていたウド・キア爺さん、出番一瞬じゃねーか。

紙の月 (吉田大八) ★★★   【日・2014】

ルーチンワークを見てる様。 シッカリしてるしカッチリ作ってるのは解かるけれども、どこをどう面白がればいいのだろう。 残念ながら、オドロキが皆無でした。 既視感が全てに勝ちました。

6才のボクが、大人になるまで。 (リチャード・リンクレイター) ★★★   【米・2014】

時間を湯水のように使うジャンプカットに震えた。 確かに12年掛けなきゃ撮れないモノが映っている。 子供は、1年の変化が凄まじい。 それだけで充分。薄いドラマも良い。 12年掛ける意義を理解している。しっかり"瞬間"を撮ろうとしている。 家電の変遷がベリーイン…

デビルズ・ノット (アトム・エゴヤン) ★   【米・2013】

オレが馬鹿なのも大いにあるが、興味を惹かれなかったので誰が誰か全然判別できず、お話も理解できなかった。 莫大なお金使ってこねこねこねくり回した挙句、ノンフィクションに負けるなよ。 あと、リース・ウィザースプーンにびっくり。 あんなに可愛かったのに…

トム・アット・ザ・ファーム (グザヴィエ・ドラン) ★★★★   【カナダ、仏・2013】

才気凄まじすぎる。 期待外れと期待通りを、ものすごく高いレベルで実践されたような。 思ってたのと違う分際で、演出の計算高さと奥深さにヤラれっ放しでした。 癪すぎるけどよー。

男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎 (山田洋次) ★★   【日・1981】

TV

この時代の映画は、故人が沁みる。 松坂慶子は絶世だなあ。 倍賞千恵子のお茶目なイタズラも激萌え。

逢沢りく【上】【下】 (ほしよりこ)

終わりが視覚で理解ってしまう、漫画本というフォーマットに適さなかったのでは。 迫りくる終盤が、残ページからの想像を超えなかった。 想定内で全てが終わってしまった。 Webマンガで出逢いたかった。

カンダハール (モフセン・マフマルバフ) ★★★   【イラン、仏・2001】

DVD

ブルカという表情増殖衣。 答えがないモノを描く覚悟。答えを作らない勇気。

オリジナル・サウンドトラック FRANK フランク (Stephen Rennicks)

キチンと曲を聴きたかった。 劇中からのコピー&ペーストじゃないか。 けいおん!を見習ってほしい。

小野寺の弟・小野寺の姉 (西田征史) ★★★   【日・2014】

片桐はいり、大人と子供で顔変わりすぎぃ! 40歳は無理ありすぎぃ! オレ様的には、お金触った手を洗わずに調理を続けるはいりが許せなかった。 向井理がモテモテで面白くない! クリスマスパーティーのシークエンスどうなってんの? 仲間なかなか来ないし、とい…

ふざけるんじゃねえよ (清水俊平) ★★★   【日・2013】

学生映画で、ここまで性と暴力をはっきり描いている(そして描けている)作品は珍しい(と思う)。

コップの中の子牛 (チュウ・イェントン) ★★★   【日・2014】

個性的。 嫌いな絵だしお話もちっとも心温まらないが、目が離せなかった。

Before Summer Rain (チェン・ホンレン) ★★★   【台・2012】

空気感凄い。 顔が美しい。

The Scrapman (ファビアン・ドレホースト) ★★★   【2013】

重厚感ある。 ユーモアがあり、ユニークでもある。

ぼっち (登り山智志) ★★★   【日・2013】

話の流れは雑だけど、感情は丁寧だと思う。 スケール感はこれからだろうか。

Decorations (宮澤真理) ★★★   【日・2014】

色々すごい。 学生映画の域を超えてる。 「シュヴァンクマイエルの新作」と言われたら信じてた。 サウンドトラックも画の質感も、当たり前のレベルが高過ぎる。 監督をWikipediaで調べたら、結構有名で凄い人だったのな。

ザ・ゲスト (アダム・ウィンガード) ★★★   【米・2014】

ツメ甘すぎぃ! 油断しすぎぃ! なぜ銃もナイフもあるのに、首絞めた!? 中盤が面白いのは当たり前。 全然落とし前をつけるつもりなく、作ってるんだもん。 ただのやりたい放題。 プロの仕事じゃねえ。

FRANK フランク (レニー・エイブラハムソン) ★★★★   【英、アイルランド・2014】

結局一番大切なことだと思うのだけれど、まず何と言ってもサントラが良い。 しかしながら、FRANKに突出した音楽的才能は感じなかった。 あとドンも(あそこの曲は、ホント説得力皆無でショックだった)。 挙動は良かった。 結局泣いた。

福福荘の福ちゃん (藤田容介) ★★★   【日、英、台、伊、独・2014】

いやいや! どう見ても大島美幸じゃん! 女じゃん! 男役を女が演じる意味あった? どういう効果を狙ったの? ノイズが煩わしいだけだったわよ。 チンコがデカい設定も、『なんだったの!?』といった趣き。 ノリと勢いだけでやってる感じ。浅い。 お話しもぶつ切…