2010-09-01から1ヶ月間の記事一覧
「雨ニモ負ケル。風ニモ負ケル。」は、近年稀にみる名キャッチ。ひとしきり笑ったし感心した。 が、本編がさまぁ〜ずのコントにしか見えないのはチョットいただけない。まぁ笑いましたがね。
「押し花と一緒に手紙送れよ」、なんて野暮な事は言いません。 「捜査に手を付けるならまず押し花からいくやろ。最も具体的で新しい情報やんけ」、なんて野暮な事も言いません。
どんな散々たるモノであれ、それが映画であれば映画として受け止めてやりたいが、散文系だけは許せない。
中継ぎ映画。マジで繋いでるだけで、全然盛り上がりがない。3D映えする箇所もごく僅か。敵の現れ方も、ゲームの世界でしか許されないような雑そのもの。萎えるわー。
「インセプション」よりずっと夢っぽい。
まどろっこしいカットの連続。拷問だった。全てのカット前後を20秒は切れるのではないか。 思わせぶりな雰囲気イケメン。こういう時代に取り残されようとする映画を、時代は早く見捨ててほしい。
全然命をかけてるように見えないんだけど。カメラがちゃんとし過ぎ。構成もあるし、リハーサルもしてそう。
オープニングとエンディングが一昔前のロックアンセムという、どうにもこうにもライク・ア・ローリング・ストーンしていないセンスとソウルに脱力したが、劇中の楽曲はしっかりしてるやないの!? 兵藤軍団にしろダイイング・ブリードにしろ使い捨ての放置感は…
ソロとして独特の色づけをしようとしているのはわかるがニンともカンとも… 全曲ピロウズのアルバムのどっかに入ってても違和感ないんだもの。 主導権を持つバンドを掛け持ちしてる人がソロを出す意義ってなんだろう。 他人の楽曲を歌えばいいのに。
もちろんジャッキーが全部もっていくモノと思っていたら、すげーじゃんジェイデン・スミス。マジで超サラブレッドだな。ちゃんと12歳の子が泣くところで泣くのが良い。本質を突いた演技。
手だけを動かして作ったような映画。結果云々以前に、「なぜこの映画を撮ったのか?」動機がわかんない。
とにかく笑えない脚本。もったいない。 せめて、せめてカタカナ語はもっと大切に扱いなさいよ。ここで笑いをとろうとしないのは理解できない。 ケーキバトルのケーキが全然美味しそうじゃないのも致命的。 終盤チンピラとのシークエンスは、演出的にブサイク過ぎる。…