スリー・ビルボード (マーティン・マクドナー) ★★★★   【英=米・2017】

これはとんでもない。
当然の様に超面白いし超映画だし。
ヒトが絶えず揺蕩うイキモノだって、心底理解っていて余すところなく演出しきっている。
つまり、矛盾に矛盾がない。


ユーモアのセンスもある。
入れ込み方と間よ。
サマーラ・ウェイビングたんのジュース(お酒?)を飲む顔!
この1秒のためにブルーレイ買ってもいい。
サム・ロックウェルの母親、オッサンみたいなオバハンも笑った。


『素晴らしい映画を観た』という充実感と、同じ大きさのモヤモヤを遺してくれました。