はじまりのうた (ジョン・カーニー) ★★★★☆   【米・2013】

いちいち所作に深み・重みがある。
無言で抱きしめるデブといい、クビにした翌日もシレッと現れたマーク・ラファロへの社内の反応といい、ドラマの前に人生が完成されてる。


音の演出も素晴らしい。
キチンとマジックが映っている。
足される音以上に、消えていく音にゾクゾクきた。


最初と最後、境遇は変わっていないのに、ヒトがすっかり変化している。
こういうの大好きだし、ホント上手いと思う。