2010-08-01から1ヶ月間の記事一覧

コララインとボタンの魔女 (ヘンリー・セリック) ★★★★   【米・2009】

DVD

演出を付けるではなく、込める。 パパとママのパソコン入力の違いや、コララインがサウスポーなど芸が細かい。 サントラは満点。

ラスト・ハウス・オン・ザ・レフト 鮮血の美学 (デニス・イリアディス) ★★★   【米・2009】

DVD

復讐のカタルシスがあったかと言われると… 最後の画も『どうなるのか?』というワクワク感は超えられず。

バレット・バレエ (塚本晋也) ★★   【日・2000】

DVD

中村達也をもっと見たかった。Vシネ化を救っているのは、塚本晋也以上に中村達也だった。

ナショナルアンセム (西尾孔志) ★   【日・2003】

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画に根気がない。音にやる気がない。黒沢清を免罪符にする性根が許せない。

それでも恋するバルセロナ (ウディ・アレン) ★★★   【米、スペイン・2008】

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70越えてこの若さ、このバカさ。 性欲タプタプなのに、チンコが勃たない的な行き場のないエロスを感じる。 全く成長しない登場人物、何も残さない物語。 ウディ・アレンが絶好調なのは間違いない。

劔岳 点の記 (木村大作) ★★★   【日・2008】

DVD

劔岳登頂部分がない! 「ロッキー」で最終ラウンドがなく、いきなりエイドリアンと抱き合ってるようなもんよ。 ありえないの連続。 好きか嫌いかで言えば凄い作品。ただ凄い。

パンドラの匣 (冨永昌敬) ★★★   【日・2009】

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太宰とは抽象画の塗り絵。普段なら「コレは映画ではなくコラージュだ!」と憤慨するところだが、なんかこれで良いような気さえする。布団部屋とか全然効果的じゃないシークエンスもあったけれども。この監督、紀里谷バリに柔軟性と伸び代不足だと思っていたが… 素直…

ケース39 (クリスチャン・アルヴァート) ★★   【米、カナダ・2009】

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失速するストーリー。拍子抜けもいいとこ。愛嬌のない子供と、愛嬌しかない大人。キャスティングは良かった。

川の底からこんにちは (石井裕也) ★★★★   【日・2009】

登場人物全員にイライラさせられる。おそらく良い意味で。 ことごとくリアリティーはない。 聞こえよがしの井戸端会議とか新社歌とか結構キツい。 ギャグの切れも甘い。 カオに救われすぎ。よくぞここまで妖怪顔を集めたな。 絶賛掘り出され中の満島ひかりと天才子…

容疑者 室井慎次 (君塚良一) ★   【日・2005】

TV

一世風靡セピアムービー。そこにあるのは郷愁のみ。

インフォーマント! (スティーヴン・ソダーバーグ) ★★   【米・2009】

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地味に、しかし華やかに。演者も制作も、敢えて茨の道を選んだかの様。下手くそな映画でしかない。ユーモアが見当たらない。

エアベンダー (M・ナイト・シャマラン) ★   【米・2010】

シャマランにこんなスケールの大きい話は無理。 てか、もう絶対的に不適格。 スーパー中途半端なところで終わるが、続きは全然気にならない。

渇き (パク・チャヌク) ★★   【韓、米・2009】

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出来の悪いコントを見させられているような。 痛みが曖昧すぎ。車に轢かれても全然平気の時もあれば、首を絞められただけで悶絶とか。 とても悪い意味で、ついていけない。

劇場版 虫皇帝 (新堂冬樹) ★★   【日・2009】

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マッチメイクからして練れてない。 全然ワクワクドキドキしないもの。 『コレは無傷で返さなければいけなかったんじゃ…』的な、無粋にも大人の事情まで邪推してしまう。 制作者の、趣味の領域を1歩もはみ出していない。

ポチの告白 (高橋玄) ★★   【日・2006】

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衝撃のラスト6分… フィクションの上にフィクションを重ねられてもねぇ。 時間を無駄遣いし倒して、溜めて溜めてのアレじゃなー。 短くする努力含めて演出と呼ぶのだ。