2008-01-20から1日間の記事一覧
マックスが仕掛けた企みって、自分の末路まで判っていてはじめて成立するのよね。 即ちこの映画は神の存在を認めるか、夢の世界の出来事かしか無いのです。狙いだとしても非常に残念。 最後、満面の笑みは未来じゃなくて過去な。郷愁っていうヤツ。コレだけは死んで…
「人生を大きく変える、キッカケの瑣末さ」 この一点を演出するために、色を全て犠牲にする判断力と決断力。 黒沢清とか青山真治とかいう人達は、もっと映画を観るべきだ。作るヒマがあるのなら。 エンターテインメントを維持する事を演出というのです。