SUNNY 強い気持ち・強い愛 (大根仁) ★★★   【日・2018】

シチュエーションは濃いのに、キャラクターは薄い。
もう少し個性が演出できていればと思う。


「サニー 永遠の仲間たち」での嫌いな部分は、嫌いなまま残っていた。
まだ更に低俗になっている部分も散見。エライザの継母とか可哀想だったし。
韓国版と同じで、やっぱり20年間 音信不通になった理由が理解らなかった。


広瀬すずのコメディエンヌぶりを、大根監督が絶賛しているのをラジオで聴いていたのでワクワクしていたが、ホント原本の猿真似(というか完コピ)でガッカリした。


時代を映す努力もしていないし、撮影も脚本も粗い。
広瀬すずが水飲みに行くたび絡まれるのはギャグ? その割には面白くないしなあ。
絡み方も超絶ダセえし。というか全編ダサい。恥ずかしすぎて、正視できないシーンも結構ある。
広瀬すず池田エライザ仲直りシーンのあとは、翌日の学校カット(異常に仲良くなってて、他のメンバー ポカーン)絶対必要だろ。
そこ飛ばして現代に繋ぐとか、キラキラしていた「サニー 永遠の仲間たち」の何を観ていたんだと問い詰めたい(オレは最後のせいで、大嫌いな映画だけど)。


観比べという興味が持てたし、俳優の力で魅せ切られた部分もあるけど、よくよく思い起こすと結構な駄作の気がします。
完コピしようとしてるのかな?