クソ野郎と美しき世界 (園子温、山内ケンジ、太田光、児玉裕一)   【日・2007】

世界全然繋がってないじゃん!
もうちょっと頑張れよ。
伏線も質量ともに足りていない。


「ピアニストを撃つな!」 ★
もう園子温はいい。
異物にもならない。遺物です。

フジコもマッドドッグも、ちっとも説得力が無いんだけど。絶世とか恐怖とか演出しろよ。


「慎吾ちゃんと歌喰いの巻」 ★★★★
ヒトの土俵、ヒトの褌でやってる感。
初めて見る女優さん、綺麗でも可愛くもないがとっても魅力的だった。
グラビアであんなに可愛い馬場ふみかを、凡庸にしか撮れない園子温は爪の垢でも煎じて飲んでろ。


「光へ、航る」 ★★★
キチンと太田光の味が出てるじゃん。
尾野真千子の演技とかうるさかったけど(太田光の言う通りにしたんだろうな・・・)、草磲剛は良い顏してた。

あと種明かしは次の「新しい詩」でなんだけど、なんで球投げてるのが浅野忠信なんだよ!!?
野球好きって伏線を親子で回収しろよ。
『才能受け継いでんだ・・・』ってプチ感動してやったの返せ。


「新しい詩」 ★★★
画がショボすぎて、最近「グレイテスト・ショーマン」観たばかりのオレにはキツかった。

SMAPの3人は、歌声細いねぇ・・・
企画もテーマも共倒れする威力だぜ。