イレブン・ミニッツ (イェジー・スコリモフスキー)  ★★★★   【ポーランド=アイルランド・2015】

ここはハッキリと差別的に申し上げたいのだが、老人のやってるロックなんて聴くに耐えない。ストーンズなんてもはや、ダサさの象徴でしかないと思う。
やはり創造力も想像力もピークの時分を知ってしまっているので、ヒーローの無様な姿態など見たくはないのである。


しかし、ここでクリエイティブ界一番の謎である。映画監督。
なぜ衰えない!?
なぜ若い!?
若者にしかないモノを、抽出できるシステムが確立しているのだろうか?
誰よりもクリエイティブだからこそ、自分の劣っている部分が理解ってしまうのだろうか?
老人の作った映画には、度々驚かされる。