悲しみのイレーヌ (ピエール・ルメートル[著]、橘明美[翻訳])

吐き気を催すほどに、世界をゴロンと引っくり返された。
頑張って頑張って読んでいたので、本当にショックを受けた。
心底信じられない事態だった。


文学なんて、既に飽和状態だからと諦観していた部分もあるが、底なしの底を見せられた気分。