向日葵の咲かない夏 (道尾秀介)

現実の苦さ。空想の甘さ。


一筋縄ではいかないと直ぐに察するも、尽く気持ち良く乗せられてしまった。
違和感しか無いことで、理不尽や不合理をホント巧妙に納得させられてしまった。
しかも実は、至るところに答え(ヒントではなく!)がばら撒かれている。


そうか。文学はこういう事ができるのか。