百円の恋 (武正晴) ★★★★ 【日・2014】
みんなやりすぎているのに、妙にウソに見えない。
台詞もいちいち良かった。セコンドの何気ない一言とか。
「俳優が凄い!」というのは、どっちかというと映画的に褒めてない事が多いのだが、これは作劇も特級だったので安藤サクラではなくずっと一子として観ていられた。
何日間で撮られた作品なんだろう?
予告ではバッチリだった"百八円の恋"が、非常に耳障りだったのは歳のせいだろうか?
『コレは傑作を観ている』と、ジワジワ感情が沸き立つ劇場の一体感も格別だった。