きょうのできごと、十年後 (柴崎友香)

前作は未読(持ってはいる)だが、映画は50回は観ているので全員あのキャストで脳内再生された。
人物の未来に飛躍がなく、物語は突飛なので些か相容れず。


字で読む"川沿い歩いていて○○に会う""タクシー乗ったら運転手が△△だった"という偶然は、映像で見るカベ男や座礁鯨より、よっぽどリアリティーなかったです。


しかし、ぜひ映画化してほしい。


せめて最後は、点が線になってほしかった。