少女たちの羅針盤 (長崎俊一)  ★★★   【日・2010】

忽那汐里の少女漫画みたいな設定に、全く必要性を感じない。無くせよ、ただのノイズじゃん。
熟練の演出でサスペンスはそれなりだが、そもそものモチベーションがわからない。復讐になってるか? 映画のための映画にしか感じなかった。
劇中劇は見事。全部見せてないのに全体像は分かるし、確かに『女子高生がアレやったら、スタンディングオベーションだわ』な絶妙のクオリティ。