矢島美容室 THE MOVIE 夢をつかまネバダ (中島信也) ☆   【日・2010】

最高の贅沢を追求した結果、この映画を観に行く事に。心底観たくない映画に金と時間を注ぎ込む。うーん、贅沢。
開始時間10分後に入ったのだが、そこから予告編が流れだした。客0だったので上映しないつもりだったらしい。なんか無意味に罪悪感。
そんなワケで大声で喋りながら、携帯ピカピカさせながらの映画鑑賞。
内容はともかく、映画体験としてはなかなか素晴らしいモノでした。
一番前に寝っ転がって観たり、静かなシーンでオナラしたり(普段は逆)。

出来は本当にどうしようもねぇ。ハードルを極限まで下げてやっているのに、それでも遙かに下回ってくるんだもの。
ギャグがホントに古い。今このギャグをこのまま使う奴おらんでしょってのを平気でバンバンやりやがる。
物語も小学生の創作レベル。ソフトボール試合の点差や展開なんて、正気の沙汰とは思えない。「これこうなってこうなるんやろうな…」ってのが丸わかり。そしてホントにそのまま。
演技指導もなっちゃいねえ。黒木メイサは前世で何をしたら、こんな痛い役をする羽目に陥るのだろうか。クローズZEROといい。子役は全員学芸会。
エンドロールも酷い。なんで全然笑えないNGシーンなんだよ。やらせでもいいから作れよ。
このメンバーで、なぁなぁでやって良いモノなんて作れるわけないじゃんっていう。本当バカをさらけ出してるだけじゃんよ。

○○だけはやられた。一つだけ好きなセリフがあった。