悲夢 (キム・ギドク) ★★   【韓・2008】

作ったモノが映画になる天然性がチャーミングポイントなキム・ギドクさんですが、コレはもう最初から名作を撮る心づもりで映画を作った感じ。学生臭いといいますか。
まるで運慶が土の中から石を掘り出すかのよう。窮屈にして退屈でございます。
絶対の愛」「ブレス」と最近、雑さ加減が目に余ります。心配です。
あとオダギリジョーが、残念な方のオダギリジョーでした。この人は時々、竹野内豊病を発症する。