2006-05-25 南極日誌 (イム・ピルソン) ★★★ 【韓・2005】 DVD 韓国の西田敏行こと、ソン・ガンホはスゴいですね。 迫真とはまた違う、哲理で深々としたキチガイっぷり。 「隊長がどの段階から狂っていたのか?」 それはもう最初からでしょう。 ずっと死んだ魚の目をしていましたもの。 笑うのは一度だけ、心底ゾッとしました。 助演のレミオロメンも素晴らしかったです。 オールドボーイでは心底憎々しいキン肉マンフェニックスみたいな奴でしたが、今作は朴訥で弱々しい役柄。 それでいて、存在感が並じゃないです。 本当の絶望が見れた。 人間の儚さよ。 だって完璧に完全に、無意味なんだもの。