2010-06-13から1日間の記事一覧

キッズ・リターン (北野武) ★★★   【日・1996】

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青春時代は人生の天王山・分岐点といった類のモノである以上に、凝縮された人生そのものだと感じた。最後の掛け合いは自虐にしか聞こえない。希望は見いだせない。

スナッチ (ガイ・リッチー) ★★★   【英・2000】

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主要人物が突然死んでいく疾走(失踪)感は「アウトレイジ」以上。キャラクターの描き分けもこっちの方が上手いと感じた。まぁ「アウトレイジ」の方が30倍くらい衝撃を受けたし好きだけど。

ロス:タイム:ライフ 第10節猫編・第11節ロックスター編 (筧昌也) ★★★   【日・2009】

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なぁなぁ感甚だ強し。「温水を必ず出演させる」ってルールを強いるなら、ちゃんと考えて出してあげなさいよ。創意工夫が、企画立案から前に進んでいない。

アンナと過ごした4日間 (イェジー・スコリモフスキー) ★★★   【仏、ポーランド・2008】

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眼福。しかし心はすり減った。男と女では180度印象が違うんだろうな。どっちに転んでも救いはないが。

サロゲート (ジョナサン・モストウ) ★★★   【米・2009】

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最後の画はとてつもなく面白かったが、その選択のせいで万単位の人間が死んでるんじゃ… 飛行機落ちまくりやろうし。プロットも人物も落としどころも、アメリカ系コッチ映画の王道。せめてもの、ハラハラドキドキさせる工夫がイマイチ感じられなかった。