2010-06-13から1日間の記事一覧
青春時代は人生の天王山・分岐点といった類のモノである以上に、凝縮された人生そのものだと感じた。最後の掛け合いは自虐にしか聞こえない。希望は見いだせない。
主要人物が突然死んでいく疾走(失踪)感は「アウトレイジ」以上。キャラクターの描き分けもこっちの方が上手いと感じた。まぁ「アウトレイジ」の方が30倍くらい衝撃を受けたし好きだけど。
なぁなぁ感甚だ強し。「温水を必ず出演させる」ってルールを強いるなら、ちゃんと考えて出してあげなさいよ。創意工夫が、企画立案から前に進んでいない。
眼福。しかし心はすり減った。男と女では180度印象が違うんだろうな。どっちに転んでも救いはないが。
最後の画はとてつもなく面白かったが、その選択のせいで万単位の人間が死んでるんじゃ… 飛行機落ちまくりやろうし。プロットも人物も落としどころも、アメリカ系コッチ映画の王道。せめてもの、ハラハラドキドキさせる工夫がイマイチ感じられなかった。