2007-01-01から1年間の記事一覧

オランダの光 (ピーター・リム・デ・クローン) ★   【オランダ・2003】

DVD

先達は敬うモノであって、崇めるモノではない。 芸術なんて、時代を超越してこそでないのかい? 光に頼るな。光のせいにするな。 芸術家が口を動かすのは、非常にナンセンスだ。

眉山 (犬童一心) ★★   【日・2007】

東京が全然東京っぽくない。 都合良すぎ。

舞妓Haaaan!!! (水田伸生) ★★   【日・2007】

ブレーキの無い車のような。アクセルべた踏みなんて、小僧でもできんだよ。 笑いの先に笑いがあるとでも思ったのでしょうか。 創作に最も必要なモノは制限と抑制よ。覚えておきたまえ。

予言 (鶴田法男) ★   【日・2004】

TV

冒頭、夕景の中、 夫「公衆電話無かった?」 嫁「チョット前に通り過ぎたわよ」 夫「急ぎの仕事があるんだ。戻って」 嫁「はい」 な会話があるのですが、次のカットで電話しながら腕時計見れば夜中の8時。 狐につままれるとはこの事か。

エレファント (ガス・ヴァン・サント) ★★   【米・2003】

DVD

じらすのは好きだがじらされるのは嫌いです。

アメリ (ジャン=ピエール・ジュネ) ★★★★   【仏・2001】

DVD

女性にはピークがある。 男にとっての最高傑作は死点だが、女にとっては始点なのだ。 女は儚い。儚いは一瞬。一瞬を焼き付けた女は、永遠の勝ち組。

どですかでん (黒澤明) ★★★★   【日・1970】

DVD

昭和のディープインパク知。 BEATLESは、Yesterdayを歌ったから永遠になったんじゃない。 ドラえもんなんて藤子・F・不二雄の、ほんの一部分にすぎないんだ。 ワビ・サビ・シティ・オブ・ゴッド。何も無いとは、何でも有るってコト。

デビル (アラン・J・パクラ) ★★   【米・1997】

TV

ハリソン・フォード勘が良すぎ。 せっかく「娘に見られた!?」な描写があるのに、何故活かさないのさ。 伏線というモノを知らないんだろうな。終始ダラダラしっ放し。 ストーリーもキャラクターも、一貫性がない。

アルゼンチンババア (長尾直樹) ★   【日・2006】

DVD

ミイラ取りがミイラになりました系。 物語を紡ぐべき演出家が、キャラクターに振り回されてる。 鈴木京香がアルゼンチンババアをやるなら、それ風味のアルゼンチンババアを創らねば。 異質感すら全くない。普通の人じゃん。 情に流される奴に、監督&脚本は務まらな…

300 (ザック・スナイダー) ★★★   【米・2007】

DVD

1000000VS300感がイマイチ希薄でした。 ハダカ靴下はオレ様も夜によくやる演出ですが、ハダカ兜て。 ロボコップ並に弱点丸出しですが大丈夫なんでしょうか。

オーシャンズ13 (スティーヴン・ソダーバーグ) ★★   【米・2007】

TV

人が沢山いる意味、全くないじゃん。 映画の内も外も、金の力でねじ伏せた系。

パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド (ゴア・ヴァービンスキー) ★★   【米・2007】

TV

幼稚なクセしてややこしい。

EUREKA ユリイカ (青山真治) ★★   【日・2000】

DVD

ただ長い。 「タイタニック」より、内容があるワケでもないのに。

赤目四十八瀧心中未遂 (荒戸源次郎) ★★★   【日・2003】

DVD

全然見たくもないモノを、凝視させるのは映画の力。 題名で全てをばらして、それでいて160分もたせる胆力。

アニー・ホール (ウディ・アレン) ★★★   【米・1977】

TV

ニューヨークの大村崑はよく喋る。

らせん (飯田譲治) ★★   【日・1998】

TV

この原理だと、あっという間に老衰で死ぬような。

バッテリー (滝田洋二郎) ★★   【日・2006】

DVD

世界を活かしきれず。 特に弟。コイツは調味料じゃなく食材でしょう。 あと萩原聖人。「タッチ」でいう柏葉英二郎みたいなキャラかと思ったら、だんだんヘタレていってビビッた。

ママの遺したラヴソング (シェイニー・ゲイベル) ★★★   【米・2004】

着飾れば着飾るほどブサイクになるスカーレット・ヨハンソンちゃんは、酔えば酔うほど強くなるジャッキー・チェンばりに不思議な存在だ。 「ロスト・イン・トランスレーション」といい、コレといい女性の方が使い方をよく解ってらっしゃる。 田舎娘女優として一時…

今宵、フィッツジェラルド劇場で (ロバート・アルトマン) ★★★   【米・2006】

投げっぱなしジャーマン。 小さい伏線がたくさん。しかし、それを回収する事なく物語は流れていきました。 それはもう、まるで人生のように。

カクタス・ジャック (アレファンドロ・ロサーノ) ★★★★   【メキシコ・2004】

DVD

出木杉くん。 授業には出ないが、サークルには顔出すみたいな。必要なモノと無駄なモノの価値観が反転した感じ。 オレ様には絶妙の湯加減でございました。

リング2 (中田秀夫) ☆   【日・1999】

TV

ホラーがSFに走っちゃダメ。 それは一番楽な道。 甘美なのは察するが、浮気と同じで愛があればできないはずよ。

ラン・ローラ・ラン (トム・ティクヴァ) ★★★   【独・1998】

DVD

感性と直感に従って生み出しました系。 これらの作品にありがちな、安直感がチラリホラリしてるのが残念無念。

がんばれ、リアム (スティーヴン・フリアーズ) ★★   【英・2000】

DVD

くはっ! いい顔!

13日の金曜日 (ショーン・S・カニンガム) ★★   【米・1980】

DVD

おっちゃんが子供の頃は、13金シリーズが21時の洋画劇場とかでバンバン流れていたんだよ…(遠い目) ヤッてるか殺られてるシーンしか記憶に無かったのですが、意外と物語あったのね。 ってか、まんまサイコじゃねーか!

めぐみ 引き裂かれた家族の30年 (クリス・シェリダン、パティ・キム) ★★   【米・2006】

DVD

時間軸いじりすぎ。 北朝鮮にほだされて、誤魔化しを覚えちゃったのでしょうか。

スモーク (ウェイン・ワン) ★★★   【米、日・1995】

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ばあさん、美味しいとこだけ持っていきすぎ。

ゴッドファーザーPARTIII (フランシス・フォード・コッポラ) ★★★   【米・1990】

DVD

「仁義なき戦い」ではなく「サラリーマン金太郎」だった。

ロッキー・ザ・ファイナル (シルベスター・スタローン) ★★★   【米・2006】

肝心のボクシングシーン、なにアレ? 落としどころも不可解。

スパイダーマン3 (サム・ライミ) ★★★★   【米・2007】

オレ様の人生を変え得る座標軸には存在しないが、10年以上持続するであろう衝撃を受けた映画でございます。 とどのつまり、ターミネーター2の後継種。 何もかも詰め込み過ぎなのに、正常に作動する異常事態。 ただ単純にハラハラドキドキ致しました。童のやうに。 映…

恋しくて (中江裕司) ★   【日・2007】

ヒトが生きてない。 ただプロットを消化していくだけ、小学生の日記を読んでるような映画でした。 「今日○○ちゃんが死にました。悲しかったです。」みたいな。 何一つ感情が伝わんねーよ。